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タサ4100形4131

私有貨車

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タサ4000形
タサ4300形

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解説

タサ4122
タサ4139

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第164週
第166週

積荷
●構造

入口


 タサ4100形は20トン積液化アンモニア専用車で、昭和31〜39年に142両製作された。メーカー別では日車本店69・日立37・三菱22・富士車10・富士重4と、日車が圧倒的に多数を占めている。これは日本瓦斯化学工業KK向の51両が全て同社製だったことも一因のようだ。

 タサ4131は、昭和34年2月日車本店で製作された。同月製はタサ4131〜34の4両だが、前年の9月から合せると4121以降の14両が連続して製作された。

 設計比重は0.54で、タンク体はボイラー鋼板製であった。タンク寸法は直径1,850mm・長さ14,340mmと、同社製としては標準である。一部が狭くなったタンクキセや、台枠との間に隙間のあるタンク受台など、日車製の特徴が良く判る。
 台枠は平形で、ブレーキはKE形・台車はTR41Cであった。

 所有者は日本瓦斯化学工業KK・常備駅は新崎であった。昭和46年12月の合併で三菱瓦斯化学KKとなった。昭和53年2月に廃車となった。


●関連形式 タサ5900形5902 S4410日車本店で同一ロットのタサ4134から改造。


【第165週】031026作成、040113R4、050202R4A、060920リンク追加、070730R4A2、080928R4BY。

タサ4100形4131の写真

【写真165】 タサ4100形4131 昭和51年7月28日 中条駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第30巻に「P01794」として収録されています。