吉岡心平のマーク

タム7600形7600

私有貨車

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タム7550形
タム7700形

 番号
ロット表


タム7603

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第107週
第109週

積荷
●構造

入口


 15トン積のカセイソーダ液専用車は、タンクの構造により3形式に別けられる。裸タンク体のタム900(20900)形、保温キセ付のタム3900(23900)形、そして保温キセに加えて内面にゴムライニングを装備したタム7600形である。

 タム7600は01と一緒に昭和35年3月に製作された。ゴムライニング付のカセイソーダ専用車としては既にタキ2600形30トン車、タキ4200形35トン車が量産されており、所有者の三井物産でも同時期に同一メーカーでタキ12646〜54を製作している。

 タンク体は普通鋼製で、寸法は直径1,550mm・長さ5,850mmであった。内面には厚さ3mmのゴムライニングが、周囲には保温用の厚さ50mmのグラスウールが、それぞれ施されていた。またドーム頂部はドラムカン形となっている。
 台枠は普遍的な平型で、長さ7,100mm・軸距4,100mm、走り装置は落成時から2段リンク式であった。

 所有者は三井物産KKで、常備駅は黒井であった。昭和49年12月に所有者は信越化学工業KKに変わった。昭和58年2月に廃車となった。


【第108週】020922作成、040111R4、050120R4A、060913ロット表R2追加、061005リンク追加、070625
R4A2、071201ロット表R3、081027R4BY。


タム7600形のロット表

ロット 番号 製造年 製造所 旧形式 旧番号 落成時の所有者
7600,7601 S3503 富士重   三井物産KK
7602,7603 S3508 富士重 東亜合成化学工業KK
7604,7605 S3606 富士重 信越化学工業KK
7606〜7609 S3607 汽車東京▲ タム100二代形 1139〜1142 東亜合成化学工業KK
7610,7611 S4310 汽車東京 空白 東亜合成化学工業KK
7612 S4501 北星ゴム▲ タム3900形 3961 東亜合成化学工業KK

タム7600形7600の写真

【写真108】 タム7600形7600 昭和49年9月24日 黒井駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第1巻に「P00018」として収録されています。