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タム7600形7612 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
▲タム7611 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タム7612は昭和45年1月にタム3900形3961を北星ゴムで改造した車両で、一ロット一両であった。 本車はタム900形1028として1029と共に昭和31年1月日車本店で誕生した。タム900形の最終ロットで、鉄肌かつ裸の長くて細いタンク体を、長目の台枠に搭載した車両であった。 |
続いて昭和45年11月にはゴム加工会社である北星ゴムで、タンク内面に厚さ3mmのゴムライニングが施工された。その際、従来のエポキシ塗装は剥離されている。その他の点はタム3900時代のままで、タム900時代から引き継いだ細くて長いタンク体が特徴であった。なお書類上でタンク直径が1,550mmとなっているのは間違いで、本当はもっと細いものと思われる。 所有者はタム900形〜タム3900形時代を通じて東亜合成化学工業KKで、改造時の常備駅は伏木であった。平成2年2月に廃車となった。 |
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■主要諸元 改造年 昭和45年1月 改造所 北星ゴム タンク容積 11.5m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 タンク材質 普通鋼 |
タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm タンク内面 ゴムライニング厚さ3mm タンク直径 1,550mm タンク長さ 5,750mm タンク周囲 グラスウール厚さ50mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式S字管付 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 7,450mm 軸距 4,250mm 留置ブレーキ 片側 空気ブレーキ KD203形空気 走り装置 2段リンク式 |
【写真1919】 タム7600形7612 昭和49年7月11日 伏木駅にて P:吉岡心平