吉岡心平のマーク

タム7600形7603

私有貨車

 形式
索引

タム7550形
タム7700形

 番号
ロット表

タム7600
タム7606

 ページ
索引

特別編1251
特別編1253

積荷
●構造

入口


 タム7603は7602と一緒に昭和35年8月富士重で製作された。

 東亜合成では昭和35〜36年に15両のタキ4200形を増備したが、本車はこれと同時に製作された15トン車である。
 外観と構造は富士重が5ケ月前に信越化学向けに製作したタム7600,7601に酷似し、穴の

開いたタンク受台も同一だが、ドーム頂部には東亜合成が好んだ丸い外蓋が追加されている。

 落成時の所有者は東亜合成化学工業KK・常備駅は坂出港であった。昭和36年6月には伏木に移動したが、昭和40年3月には再び坂出港、昭和44年5月には伏木と、両駅を行ったり来たりした。昭和53年9月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和35年8月
製造所   富士重
設計比重 1.45
タンク容積 10.4m3

●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク内面 厚さ3mmゴムライニング
タンク板厚 胴板9mm
タンク直径 1,544mm
タンク長さ 5,874mm
熱絶縁   厚さ2インチイソフレックス
●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      7,100mm
BC間距離  4,100mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KD203形
走り装置   2段リンク式

タム7600形7603の写真

【写真2252】 タム7600形7603 昭和45年10月3日 武生駅にて P:堀井純一

【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編1252】101122作成R4C。