タム7550形7550 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
タム7550形は15トン積アニリン専用車で、同種の先輩にはタム7500形があったが、タンク材質が異なるため新形式とされた。 タム7550は昭和36年12月、7551は昭和37年10月、共に日車支店で製作された。 外観・構造は小型の2軸タンク車で、タ3900形に酷似するが、長さが少し大きい。 |
荷役方式は通常の上入れ下出し方式で、吐出管にはステンレス鋼を用いた。 落成時の所有者は日本石油輸送KK・常備駅は秋田港だったが、昭和38年5月から昭和49年1月までの間は住友化学工業KK所有・桜島駅常備となった。日石輸送に戻った時点での常備駅は桜島だったが、昭和53年6月に郡山に移動した。昭和59年6月に、2両揃って廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和36年12月 製造所 日車支店 設計比重 1.02 タンク容積 14.7m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm タンク直径 1,700mm タンク長さ 6,750mm タンク内面 ザップコートM塗装 ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 7,400mm 軸距 4,200mm 留置ブレーキ 片側 空気ブレーキ KD形 走り装置 二段リンク式 |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 落成時の所有者 |
1 | 7550 | S3612 | 日車支店 | 日本石油輸送KK |
2 | 7551 | S3710 | 日車支店 | 日本石油輸送KK |
【写真1213の1】 タム7550形7550 昭和49年6月 村田駅にて P:吉岡心平
【写真1213の2】 タム7550形7551 昭和49年3月29日 越中島駅にて P:吉岡心平