|
タム7600形7611 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
今回は、我国の2軸タンク車で、最後に新製された車両を取り上げる。 タム7600形は15トン積カセイソーダ液専用車のうちキセ・ゴムライニング付の車両が該当し、昭和35〜45年に13両が誕生した。大半は新製だが、中には他形式からの改造車もあった。 タム7611は7610と一緒に昭和43年10月に汽車東京で製作された我国最後の新製2軸タンク車である。 |
設計比重は1.45・タンク容積は10.3m3で、外観・構造は同一メーカー製のタキ4200形を小型化したものである。 所有者は東亜合成化学工業KK・常備駅は伏木であった。昭和63年3月に廃車となった。 |
|
|
■主要諸元 製造年 昭和45年1月 製造所 汽車東京 設計比重 1.45 タンク容積 10.3m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク内面 厚さ3mmゴムライニング タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 1,550mm タンク長さ 5,750mm タンク周囲 厚さ50mmグラスウール ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式S字管付 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 7,000mm 軸距 4,000mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KD形 走り装置 2段リンク式 |
【写真1563】 タム7600形7611 昭和55年3月8日 東港駅にて P:吉岡心平
新製車では我国最後の2軸タンク車。