Facs ドイツ | |
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F 特殊無蓋貨車 a 4軸[2軸ボギー] c 両側同時又は片側選択 高位置重力落下荷卸 (荷卸し途中停止可能) s 積車最高速度100Km/h |
■Facs 積車最高速度が100km/hで、両側面又は片側面の高位置から重力落下により荷卸し(途中停止可能)を行う機能を有する2軸ボギー無蓋ホッパ車である。 形式番号(Technical characteristics )の上3桁は写真から判断すると694が割り当てられている。 ドイツのFacs形の形式番号は6940~6941が確認されている。 ★c,cc,l,ll,o,oo,p,ppの相違 . 放出高さ c,l,o,p(top:高位置):レール面上0.7m以上の高さから放出およびベルトコンベア利用 cc,ll,oo,pp(bottom:低位置):レール面上0.7m未満の高さから放出(荷卸) 放出方式 l,ll,o,oo(bulK:全):放出を途中で止めることができない c,cc,p,pp(Controlled:制御):放出を途中で止めることが可能 2020.2.29作成 2023.8.10更新 |
流し板付側開き式無蓋ホッパ車 |
DB Facs 124形 |
31 80 6940 489-1 RIV D-DB Facs 124 | 撮影:佐藤浩樹 2015.5.22 Gremberg操車場(ドイツ) |
■国-所有者 ドイツ DB ■相互運用性 31 | ■形式番号 6940 撮影済番号004…635(15輌) |
31 80 6941 373-6 RIV D-DB Facs 124 | 撮影:福田孝行 2019.5.24 Gremberg操車場(ドイツ) |
■国-所有者 ドイツ DB ■相互運用性 31 | ■形式番号 6941 撮影済番号087…664(1輌) |
DB Facs 124 形式図 | 出典:DB貨車カタログ(HP) |
6940 489 S (100km/h)荷重39.5t(A 軸重16t)~55.5t(C 軸重20t)★★(指定線区120km/h) 自重24.20t 6941 373 S (100km/h)荷重40.0t(A 軸重16t)~56.0t(C 軸重20t)★★(指定線区120km/h) 自重23.65t 120(120km/h)荷重00.0t(A~C) 容積70.0m3 全長19.04m 固定軸距14.00m 台車:Y25形(両抱式)UIC貨車標準台車(車輪径920mm) ホッパ数:4 荷卸し方式:可変流し板付側開き式(手動操作) ドイツの鉄道貨物輸送会社DB CARGO(撮影当時はDB Schenker Rail)(所有者コードDB )所有の石炭・コークス等輸送用の側開き式無蓋ホッパ車。DBでの形式はFacs 124形で、1978~1980年に1450輌以上新製され、後に6940 000~789、6941 000~669の番号が与えられた。 車体は4つのホッパーに分かれ、それぞれホッパー底部左右の側扉を開け積荷を重力落下させ、左右に設けられたシューター(流し板)から積荷を排出する。側扉はデッキに設けられたレバーの操作により開閉する。レバーは両デッキの左右に2本ずつ計8本設けられ、それぞれ左右各4か所計8か所の側扉を個々に開閉することができる。このためレバー操作軸から延長された駆動軸は車端側の側扉を開閉する駆動パイプと、そのバイブの中を通り中央寄りの側扉を開閉する駆動軸が設けられている。シューター(流し板)は真下方向と斜め横方向の2段階に可変することができ、そのための操作レバーが側梁に設けられている。 |
DB Facs 140形 |
81 80 6940 908-9 D-DB Facs 140 | 撮影:佐藤浩樹 2017.8.18 Heimeranplatz(ドイツ) |
■国-所有者 ドイツ DB ■相互運用性 81 | ■形式番号 6940 撮影済番号908(1輌) |
DB Facs 140 形式図 | 出典:DB貨車カタログ(HP) |
S (100km/h)荷重43.5t(A 軸重16t)~59.5t(C 軸重20t) 自重20.30t 容積40.0m3 全長13.50m 固定軸距8.50m 台車:板側枠・板ばね(両抱式)台車(車輪径920mm) ホッパ数:2 荷卸し方式:可変流し板付側開き式(手動操作) ドイツの鉄道貨物輸送会社DB CARGO(撮影当時はDB Schenker Rail)(所有者コードDB )所有の側開き式2軸ボギー無蓋ホッパ車。DBの型式はFacs140形で1974年に6940 800~949の150輌が新製された。バラスト輸送・散布に用いられる。 車体は2つのホッパーに分かれ、それぞれホッパー底部左右の側扉を開け積荷を重力落下させ、左右に設けられたシューター(流し板)から積荷を排出する。側扉はデッキに設けられたレバーの操作により開閉する。レバーは片側のデッキに2本ずつ計4本設けられ、左右各4か所の側扉を個々に開閉することができる。このためレバー操作軸から延長された駆動軸は操作レバー側の側扉を開閉する駆動パイプと、そのパイプの中を通り向こう側の側扉を開閉する駆動軸が設けられている。シューター(流し板)は真下方向と斜め横方向の2段階に可変することができ、そのための操作レバーが側梁に設けられている。可変シューター(流し板)はDBではフラップブロックと呼ばれ、これを動かし線路内外へバラストを散布する。その開口部は全開の500mmに加え、約20刻みで200mmまでの開口部を設定することができる。 |
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