Facns ドイツ | |
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F 特殊無蓋貨車 a 4軸[2軸ボギー] c 両側同時又は片側選択 高位置重力落下荷卸 (荷卸し途中停止可能) n 最大荷重>60t s 積車最高速度100Km/h |
■Facns 最大荷重がカテゴリーの定義を超え(60トンを超え)、積車最高速度が100km/hで、両側面又は片側面の高位置から重力落下により荷卸し(途中停止可能)を行う機能を有する2軸ボギー無蓋ホッパ車である。 形式番号(Technical characteristics )の上3桁は写真から判断すると664が割り当てられている。 ドイツのFacns形の形式番号は6648が確認されている。 ★c,cc,l,ll,o,oo,p,ppの相違 . 放出高さ c,l,o,p(top:高位置):レール面上0.7m以上の高さから放出およびベルトコンベア利用 cc,ll,oo,pp(bottom:低位置):レール面上0.7m未満の高さから放出(荷卸) 放出方式 l,ll,o,oo(bulK:全):放出を途中で止めることができない c,cc,p,pp(Controlled:制御):放出を途中で止めることが可能 2020.3.1作成 2025.2.19更新 |
ベルトコンベア付底開き式無蓋ホッパ車 |
DB Facns 133形 |
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31 80 6948 068-5 RIV D-DB Facns 133 | 撮影:福田孝行 2024.6.7 Porz(Rhein)(ドイツ) |
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31 80 6948 350-7 RIV D-DB Facns 133 | 撮影:福田孝行 2024.6.7 Porz(Rhein)(ドイツ) |
■国-所有者 ドイツ DB ■相互運用性 31 | ■形式番号 6948 撮影済番号039…977(20輌) |
S (100km/h)荷重42.0t(A 軸重16t)~60.0t(C 軸重20t)~68.0t(D
軸重22.5t)★★(指定線区120km/h) 120(120km/h)荷重00.0t(A~C) 自重21.70t 容積55.0m3 全長16.0m 固定軸距10.96m 台車:Y25形(両抱式)UIC貨車標準台車(車輪径920mm) ホッパ数:3 荷卸し方式:可変流し板付側開き式(手動操作) ドイツの鉄道貨物輸送会社DB CARGO(撮影当時はDB Schenker Rail)(所有者コードDB )所有の可変流し板付き側開き式無蓋ホッパ車。DBでの形式はFacns 133形で、1994~1996年に6948 000~999の1000輌が新製された。 車体は3つのホッパーに分かれ、それぞれホッパー底部左右の側扉を開け積荷を重力落下させ、左右に設けられたシューター(流し板)から積荷を排出する。側扉はデッキに設けられたレバーの操作により開閉する。レバーは片方のデッキ左右に3本ずつ計6本設けられ、それぞれ左右各3か所計6か所の側扉を個々に開閉することができる。このためレバー操作軸から延長された駆動軸は操作部のある側の側扉を開閉する駆動パイプと、そのパイブの中を通り中央の側扉を開閉する駆動パイプ、さらにパイプの中を通り反対側の側扉を開閉する駆動軸が設けられている。シューター(流し板)は真下方向と斜め横方向の2段階に可変することができ、そのための操作レバーが側梁上部に設けられている。 |
DB Fcns 141形 |
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82 80 6648 132-0 D-DB Facns 141 | 撮影:佐藤浩樹 2016.6.14 Gremberg操車場(ドイツ) |
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82 80 6648 193-2 D-DB Facns 141 | 撮影:福田孝行 2019.5.24 Gremberg操車場(ドイツ) |
■国-所有者 ドイツ DB ■相互運用性 82 | ■形式番号 6648 撮影済番号003…207(18輌) |
S (100km/h)荷重38.0t(A 軸重16t)~56.0t(C 軸重20t)~64.0t(D
軸重22.5t)★★(指定線区120km/h) 120(120km/h)荷重00.0t(A~D) 自重26.00t 容積40.0m3 全長15.00m 固定軸距9.96m 台車:板側枠板ばね(両抱式)台車(車輪径920mm) ホッパ数:2 荷卸し方式:ベルトコンベア付底開き式(電動駆動) ドイツの鉄道貨物輸送会社DB CARGO(撮影当時はDB Schenker Rail)(所有者コードDB )所有のバラスト・砂利等輸送用のベルトコンベア付底開き式無蓋ホッパ車。 サイト(https://www.eisenbahndienstfahrzeuge.de/bdw/269-schotter-kies/269-schotter-kieswg.htm#tabelle)に詳細解説があり、これによると001~210の210両が1987年にTalbotにて製造された。 車体は2つのホッパーに分かれ、左右両側の底部に振動コンべアを、台枠下部にベルトコンベアを設けている。振動コンベア用のバイブレーターとベルトコンベア駆動用の電動機はAC380V三相交流により駆動される。この電源は外部から供給され、DBの2×50KW電源車または約20KWの建設現場用発電機が用いられる。ベルトコンベアは車輌中心を軸に左右にスイングし、車輌中心から2~4.1mの範囲に砂利等の建設資材を荷卸しする。車体の片側には荷卸し操作用のデッキが設けられ、制御盤と操作盤が設けられている。 |
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