| ■加熱管装置
加熱管装置は,重油等粘性の高い積荷を排出しやすくするため,タンク内に廻らした配管に蒸気を流し積荷のの温度を上げる装置である。
加熱管装置は前位台枠上にフランジと止弁(玉型弁)からなる蒸気供給配管,タンク内の加熱配管及びタンク下部のアングル弁及び蒸気トラップからなる排気配管から構成される。
タキ1500形式などはメーカーにより様々な形態の加熱配管装置が設置されたが,標準設計車であるタキ45000形ではメーカー別による形態差はほとんど無く,趣味的には寂しい限りである。
■加熱管装置仕様書
メーカーの仕様書をご覧頂こう。
1.
冬期加熱蒸気を用いて。タンク内にある重油を50℃以上に加熱保持できるものとします。 |
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2. 加熱管は2B SGP黒管(JISG3452)を用い,タンク内の配管継手は全て溶接継手とし,Uターン部は180°溶接継手を使用し絶対に蒸気の漏洩のないようにします。
3.加熱装置は熱応力により破損しないよう,その膨張・収縮が自由に行い得る構造とし,また凝結水の流出に支障ないよう適当な傾斜その他を考慮し,どこにも凝結水が溜まらないようにします。
4.
加熱管は4組に分割得るものとし,補修の際,鏡板のマンホールより1組づづ出し入れできる構造とします。
5. 蒸気の供給管は2B SGP黒管を用い,管端にはJIS10Kフランジ及び盲フランジを設けます。また砲金製JIS10K型(JIS
B2021)玉型弁を両端の供給管に各1コ取り付けます。
6. 排気管は1B SGP黒管を用い,砲金製JIS10K型(JIS
B2022)肘型弁およびスチームトラップを取り付けます。
7. 加熱管の常用蒸気圧力は5kgf/cm2以下とし,15kgf/cm2の水圧試験および5kgf/cm2の蒸気試験を行います。 |