吉岡心平のマーク

タキ4200形14274

私有貨車

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タキ4150形
タキ4600形

 番号
解説

タキ14240
タキ14278

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第652週
第654週

積荷
●構造

入口


 タキ14274は昭和44年9月富士重製で14271〜14274の4両ロットの一員であった。

 電化の苛性タンク車と言えばタキ2600と7750形が有名だが、両者の中間に僅か4両だけタキ4200形が存在した。
 外観と構造は昭和41年富士重で製作されたタキ32679〜32687のタンク体の直径を50mm・長さを約800mm拡大したもので、液出管の

仕切弁がドーム外被と一体となった箱型のカバーに収納されている点も同一である。下廻りでは留置ブレーキに片側ブレーキを使用した点が特徴である。ちなみに片側は昭和41〜43年製の車両の一部だけしか装備していない。

 所有者は電気化学工業KK・常備駅は青海であった。廃車時期は不明だが平成20年以降と思われる。


■主要諸元
製造年   昭和42年9月
製造所   富士重
設計比重 1.45
タンク容積 24.1m3

●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク内面 厚さ3mmゴム
タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm
タンク直径 1,894mm
タンク長さ 8,920mm
熱絶縁  グラスウール厚さ50mm
●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      9,900mm
BC間距離  6,600mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KSD254−305形
台車      TR41C形

タキ4200形14274の写真

【写真653】 タキ4200形14274 昭和51年5月15日 東港駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第10巻に「P00570」として収録されています。


【第653週】130303作成R4C。