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タキ4600形4600 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ4600形はカセイソーダ専用車の中でも、奇妙な形式の一つだ。 タキ4600形は2両あり、昭和35年12月汽車大阪でタキ1400形1426,27から改造された。 タキ4600形への改造では、従来の裸タンク体の周囲に保温用の断熱材と薄鋼板製のキセを追 |
加した。これだけなら、タキ2800形に形式変更されて一件落着するのだが、本形式の場合は高濃度のカセイソーダ液に合わせて設計比重を1.5に見直したため、荷重が34トンに増加し、このため新形式となっている。 落成時の所有者は宇部曹達KK・常備駅は宇部岬であった。昭和38年2月に社名はセントラル硝子KKに変わった。写真は宇部新川での撮影で、中国地方で使用されていたようで撮り難い形式の一つであった。昭和58年5月に廃車となった。 |
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ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 旧形式 | 旧番号 | 落成時の所有者 |
1 | 4600,4601 | S3512▲ | 汽車大阪 | タキ1400 | 1426,1427 | 宇部曹達KK |
【写真1334の1】 タキ4600形4600 昭和50年3月1日 宇部新川駅にて P:吉岡心平
【写真1334の2】 タキ1400形1430 昭和57年5月1日 宇部駅にて P:吉岡心平
未改造で残ったタキ1428〜30の例。晩年は塩化カルシウム輸送に使用されていた。