吉岡心平のマーク

タキ4200形14278

私有貨車

 形式
索引

タキ4150形
タキ4600形

 番号
解説

タキ14274
タキ14286

 ページ
索引

特別編764
特別編766

積荷
●構造

入口


 今回はタキ4200形のうち、昭和43年に製作された三菱製の例を紹介しよう。

 タキ14278は昭和43年2月三菱製で、タキ14276〜14279の4両ロットに属し、汽車東京製のタキ14280〜14282と競作された。

 設計比重は1.49・タンク容積は23.5mであった。
 外観はタキ2600・2800形と類似した古典的なものであった。なおこの10ケ月後に製作された同社製のタキ24205〜24207は、ドームレスタンク体を持つ、全く異なるタイプに一変した。

 タンク体は普通鋼製で内面は厚さ4mmのゴムライニングが施され、直径は1,850mm・長さは9,130mmで、周囲には厚さ50mmのグラスウール断熱材を用いた保温キセが設けられていた。
 台枠は平形で長さは10,100mm・BC間距離は6,800mm、ブレーキはKSD254形積空+手、台車はTR41Cから第二次改造でTR41DSとなった。

 落成時の所有者は旭電化工業KK・常備駅は須賀であった。その後常備駅は昭和45年12月知手、昭和46年6月王子、昭和54年10月越中島と移り、平成9年2月に廃車された


■主要諸元
製造年   昭和43年2月
製造所   三菱
設計比重 1.49
タンク容積 23.5m3

●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク内面 厚さ4mmゴムライニング
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,850mm
タンク長さ 9,130mm
熱絶縁  厚さ50mmグラスウール
●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      10,100mm
BC間距離  6,800mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KSD254−305形積空
台車      TR41C→TR41DS形
         (第二次台車改造)

タキ4200形14278の写真

【写真1765】 タキ4200形14278 平成4年11月3日 神栖駅にて P:吉岡心平


【特別編765】070403作成R4A、070602リンク変更、070707R4A2、081111R4BY、130803諸元追加+R4C。