吉岡心平のマーク

タキ4200形4264

私有貨車

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タキ4150形
タキ4600形

 番号
解説

タキ4256
タキ4273

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第622週
第624週

積荷
●構造

入口


 タキ4264は昭和39年4月富士重で4263〜4267の5両ロットとして製作された。

 関東電化の苛性タンク車では初の35トン車だが、同社では不思議なことに30トン積のタキ2600形を富士重で同年2月に9両、9月に5両増備しており、これに挟まれた存在となっている。わざわざ35トン車を平行して増備した理由は後の

廃車状況から見ると、カセイソーダより低比重の塩酸輸送に臨時専用するためと思われる。

 所有者は関東電化工業KK・常備駅は渋川であった。4263,4265,4267の3両は塩酸タンク車の事故による緊急点検で不良と判定され昭和49〜50年に廃車になったが、残る2両は無事に生き延び本車は昭和60年6月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和39年4月
製造所   富士重
設計比重 1.45
タンク容積 24.2m3

●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク内面 厚さ4.5mmゴムライニング
タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm
タンク直径 1,891mm
タンク長さ 8,980mm(外面)
熱絶縁   厚さ50mmグラスウール
●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      9,900mm
BC間距離  6,600mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ4200形4264の写真

【写真623】 タキ4200形4264 昭和49年3月4日 渋川駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第14巻に「P02889」として収録されています。


【第623週】120805作成R4C。