吉岡心平のマーク

タキ10700形10706

私有貨車

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タキ10600形
タキ10800形

 番号
解説

タキ10704
タキ10708

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第554週
第556週

積荷
●構造

入口


 タキ10706は昭和44年5月三菱で、孤立ロットとして製作された。

 本形式で7ロット28両を製作した三菱製の第一作である。先行した富士重・富士車製より車体長を短くした設計が特徴で、オーバーハング長は1,400mmと極端に短くなっている。

 落成時の所有者は住友化学工業KK・常備駅は桜島で、新居浜から船で輸送されてきた硝酸を各地に輸送していた。昭和49年1月に常備駅はそのままで日本石油輸送KKの所有となったが、後者は昭和56年6月に南港、昭和58年12月に名古屋南港、平成9年3月に郡山と変わった。平成11年8月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和44年5月
製造所   三菱
設計比重 1.35
タンク容積 25.9m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 ステンレス鋼
タンク板厚 胴板6・鏡板8mm
タンク直径 1,950mm
タンク長さ 9,030mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      9,300mm
BC間距離  6,500mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD203−254形積空
台車      TR41C→TR41DS形

タキ10700形10706の写真

【写真555】 タキ10700形10706 昭和51年2月27日 越中島駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第25巻に「P01449」として収録されています。


【第555週】110417作成R4C。