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タキ300形4529 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ4529は昭和36年2月日車支店製で、4528〜4530の3両ロットの一員であった。 日本曹達の濃硫酸タンク車はタキ1700形・6000初代形などの改造車が多いが、昭和36年ともなると種車が枯渇し、新製車が充当されるようになった。そんな訳で本ロットは昭和33年日車支店製のタキ4439から3年振りの増備である。 |
外観・構造は日車支店製のタキ4000形を短縮したようなスタイルで、従来の車両と比較すると、近代的な香りが漂う好ましいものだ。 落成時の所有者は日本曹達KK・常備駅は大寺であった。駅名と会社名はそれぞれ昭和40年6月に磐梯町、昭和41年12月に日曹金属KKと変わった。昭和58年10月に廃車となった。 |
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●関連形式 タキ4000形4088 S3607日車支店製で、本車と良く似た35トン車。 |
【写真513】 タキ300形4529 昭和49年4月20日 村田駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第40巻に「P02111」として収録されています。