吉岡心平のマーク

タキ2600形22616

私有貨車

 形式
索引

タキ2550形
タキ2700形

 番号
[ロット表]

タキ22612
タキ22621

 ページ
索引

特別編1554
特別編1556

積荷
●構造

入口


 タキ22616は昭和35年6月富士重工で22614〜22616の3両ロットとして製作され、造機製の22609〜22612と競作された。

 造機製が主流だった関東電化の本形式で、初の富士重製は昭和34年11月製のタキ12635だが、本ロットはこれの増備である。
 当時の富士重製タキ2600形の特徴にドラムカ

ン形のドーム頂部がある。これは面倒なドーム頂部のゴムライニングを省略するため、ドーム頂板にステンレス板を裸で使用したためであった。

 所有者は関東電化工業KK・常備駅は渋川であった。僚車の22614と22615は昭和47年3月タキ200形213,214に改造されたが本車はそのまま一生を送り平成8年8月に廃車となった。


●同一所有者 タキ2600形22688 関東電化工業KKの次ロット、S3606富士重製。


■主要諸元
製造年   昭和35年6月
製造所   富士重
設計比重 1.45
タンク容積 20.7m3

●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク内面処理 厚さ3mmゴム
タンク直径 1,854mm
タンク長さ 8,088mm
熱絶縁   厚さ50mmグラスウール
●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      8,900mm
BC間距離  5,600mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C→TR41D形
         (第一次台車改造)

タキ2600形22616の写真

【写真2555】 タキ2600形22616 昭和62年1月15日 渋川駅にて P:吉岡心平


【特別編1555】131115作成R4C。