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タキ2550形2550 |
私有貨車 |
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形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
極限設計車の話は簡単だ。その存在意義を示せばよいからである。反面、中途半端なサイズの車両は説明が難しい。 タキ2550形の解説に先立って、その種車となったタサ2300形に触れておこう。タサ2300形は20トン積カセイソーダ専用車で、昭和25年10月新潟で3両が製作された。当時は30トン積のタキ1400形が登場してから一年後で、なぜこんな小型車を作ったかは見当もつかない。 |
落成から6年たった昭和31年7月、日車支店で25トン積濃硫酸及び発煙硫酸専用に改造され、誕生したのが本形式である。濃硫酸の25トン車には3軸車のタキ2500形があったが、ボギー車では本形式が初めてであった。 タサ時代からタキの初めにかけて、所有者は三井化学工業KK・常備駅は笠寺であった。昭和43年10月、会社名は東洋高圧との合併により三井東圧化学KKとなった。一生を名古屋近傍で過ごし、昭和48年10月に廃車となっている。 |
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●関連形式 タサ2300形 種車となった形式で、昭和25年新潟製の20トン積カセイソーダ液専用車。 |
【写真1179】 タキ2550形2550 昭和45年10月8日 笠寺駅にて P:堀井純一
【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】