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タキ2700形2700 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
▲ |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
クレオソートと言えば「正露丸」だが、コークス製造時の副産物で、タンク車では木材防腐用に輸送されていた。 タキ2700形は30トン積クレオソート専用車で、昭和28〜34年にかけて5両製作された。昭和35年以降の増備は、特別編第97回で取上げた35トン積のタキ2750形に移行している。 タキ2700形は昭和28年3月に日車本店で製作された。外観・構造はタキ3000形に酷似しており、解説者泣かせの形式である。 |
製で、寸法は直径1,960mm・長さは9,850mmであった。加熱管装置はなかったが、翌年増備されたタキ2702には追加された。 所有者は大日本木材防腐KKで、常備駅は北陸線の美川であったが、昭和53年2月には堀川口、昭和55年10月には同駅廃止により名古屋港と変わった。昭和57年4月に廃車となった。 |
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ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 落成時の所有者 |
1 | 2700 | S2803 | 日車本店 | 大日本木材防腐KK |
2 | 2701 | S2901 | 汽車東京 | 北日本防腐木材工業KK |
3 | 2702 | S2903 | 日車本店 | 大日本木材防腐KK |
4 | 2703 | S3403 | 新潟 | 北日本防腐木材工業KK |
5 | 2704 | S3407 | 三菱 | KK新宮商工 |
【写真1358】 タキ2700形2700 P:吉岡心平所蔵