タキ6250形6253 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
タキ6253は6254と一緒に昭和44年4月日車支店で製作された。 基本仕様は半年前に同一メーカーで製作したタキ6253に準拠するが構造は大きく変わり、台枠は従来の平形から日車形の枕梁間中梁省略形となった。同時にタンク受台も従来の帯金固定式から35系タンク車と同じ押え金方式となりタンク受台は台枠側に固定されたが、タンク・台枠間の摺動 |
面は通常の台枠上面・タンク受台間でなくタンク下面・受台上面間である。これは荷役時にタンク体を加熱することによるタンク体変形の影響を軽減するためだ。 落成時の所有者は日曹金属KK・常備駅は磐梯町であった。社名は昭和58年10月に日曹金属化学KKとなり、翌11月には甲子に移動した。平成10年4月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和44年4月 製造所 日車支店 設計比重 1.85 タンク容積 18.9m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板8mm・鏡板12mm タンク直径 1,700mm タンク長さ 8,800mm 保温設備 グラスウール厚さ100mm 付帯設備 外部ジャケット式加熱装置 ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 枕梁間側梁省略形 長さ 10,000mm BC間距離 7,000mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KSD254−305積空 台車 TR41C→TR41DS形 |
【写真2489】 タキ6250形6253 昭和63年10月1日 安治川口駅にて P:吉岡心平