吉岡心平のマーク

タキ6250形6252

私有貨車

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タキ6200形
タキ6300形

 番号
ロット表

タキ6251
タキ6253

 ページ
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第442週
第444週

積荷
●構造

入口


 タキ6252は昭和43年7月日車支店製で、一ロット一両として誕生した。

 一年4ケ月前に製作された6250,6251の増備車だが、メーカーが川崎から日車に代わった。とは言っても、タキ6250形の前身であるタキ1200二代形30トン車は日車製だったから、結局元に戻ったことになる。

 外観・構造でタンク体廻りは前ロットに準じるが、台枠は通常の平形に戻り、長さも10,000mmと200mm長くなった。その割には写真の通りタン

ク鏡板と台枠端梁間にはいささか余裕があるが、これは延長の理由が、自重増に対応して建設規程による1m当り5トン以下の制限をクリヤーするためだったことによる。

 落成時の所有者は日曹金属KK・常備駅は磐梯町であった。社名は昭和58年10月に日曹金属化学KK、常備駅は昭和58年11月に甲子に代わった。安治川口の化成品センターなどに運用されていたが、平成10年頃に神岡鉱業KKに移籍し、専用種別も濃硫酸及び発煙硫酸専用に代わった。平成15年8月に廃車となった。


●同一専用種別 タキ1200二代形1200二代 昭和41年日車支店製で日本曹達KK向。30トン積の試作車。


■主要諸元
製造年   昭和43年7月
製造所   日車支店
設計比重  1.85
タンク容積 18.9m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板8mm・鏡板12mm
タンク直径 1,700mm
タンク長さ  8,766mm
保温設備  グラスウール厚さ100mm
付帯設備  外部ジャケット式加熱装置
●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       10,000mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD254−305×200
台車      TR41C

タキ6250形6252の写真

【写真443】 タキ6250形6252 昭和51年3月17日 村田駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第42巻に「P02483」として収録されています。


【第443週】090222R4B。