タキ2800形12813 |
私有貨車 |
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形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
タキ12813は昭和35年12月富士重製で12813〜12822からなる10両ロットの一員であった。 三井物産ではこれまでゴムライニング付のタキ2600形を製作してきたが、エポキシ系を中心とした耐アルカリ塗料の進歩で、タンク内面を塗装処理としたカセイソーダ液専用車を製作することにした。こうして作られたのが富士重製の本ロットとこ |
れと競作された日車支店製の12823〜12834である。そんな訳で外観と構造はタンク内面の相違を除けば当時製作していたタキ2600形と変わらない。 落成時の所有者は三井物産KK・常備駅は笠寺であった。昭和51年5月に常備駅はそのままで日本陸運産業KKに移籍した。平成5年7月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和35年12月 製造所 富士重 設計比重 1.45 タンク容積 20.0m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク内面 0.2mmエトン塗装 タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 1,860mm タンク長さ 8,080mm 保温設備 厚さ2inイソフレックス ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 台枠長さ 8,900mm BC間距離 5,600mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C→TR41D形 |
【写真2488】 タキ2800形12813 昭和59年1月5日 大牟田駅にて P:吉岡心平