吉岡心平のマーク

タキ10450形10470

私有貨車

 形式
索引

タキ10400形
タキ10500形

 番号
解説

タキ10466
タキ10472

 ページ
索引

特別編1468
特別編1470

積荷
●構造

入口


 タキ10470は昭和48年12月川崎宇都宮製で10467〜10471の5両ロットであった。

 日本化成の本形式では2年半前に製作されたタキ10462〜10464の増備であった。設計変更点は全て保安度向上と労働安全面での改良で、側ブレーキの手摺・ステップは改良形、ジャッキ受は新型となった。台車がTR41E形となったことでブレーキシリンダも小径に変更されたが、まだ台

枠端部の構造変更や手摺強化、プロテクタの設置などは施行されていない。

 落成時の所有者は日本化成KK・常備駅は宮下であった。昭和49年8月に荷重32トンに減トンされた。晩年は宮下駅常備のまま三菱化学KK所有となり、台車もTR225形に交換されて黒崎〜宮浦間で運用されていたが、タンクコンテナ化に伴い平成20〜21年頃に除籍となっている。


■主要諸元
製造年   昭和48年12月
製造所   川崎
設計比重 1.5
タンク容積 23.3m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 純アルミ(A1070P)
タンク板厚 胴板13・鏡板16mm
タンク直径 1,900mm
タンク長さ 8,870mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      9,400mm
BC間距離  6,400mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD180−254形積空
台車      TR41E−12形

タキ10450形10470の写真

【写真2469】 タキ10450形10470 昭和51年10月10日 安治川口駅にて P:吉岡心平


【特別編1469】121215作成R4C。