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タキ10500形10500 |
私有貨車 |
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形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
村松さんからリクエスト頂いたタキ10500形は、昭和電工がアルミ材の販路拡大のため試作したオールアルミ車である。同種の車両では日軽金のタキ8400.8450形に続く3形式目であった。 タキ10500形は昭和43年1月日立製で、一口に言えばタキ6400形35トン車をアルミ製にして自重を軽減し、荷重を5トン増したものである。翌年タキ6400形を28両増備した割には、最後まで唯一の存在だったから、所詮は宣伝が主目的だったようである。 車体は一年前に日立が製作したタキ6436などと酷似した桶形で、一回り大型化して容積を増した。車体と台枠は一体で、共に耐食アルミ合金製 |
である。自重は12トンと極めて軽量で、荷重/自重比は3.33と我国の貨車では最大級である。 所有者は昭和電工KK・常備駅は新興であった。タキ6400形と共通運用されていたが、平成7年10月に同形式で最後まで残った4両と共に廃車となっている。 |
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■主要諸元 製造年 昭和43年1月 製造所 日立 設計比重 0.7 タンク容積 57.1m3 ●上廻り タンク形態 丸桶型形 |
タンク材質 耐蝕アルミニウム合金 タンク板厚 胴板6・鏡板7mm タンク最大幅 2,725mm タンク長さ 12,458mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し真空吸引式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 12,500mm BC間距離 9,500mm 留置ブレーキ 片側 空気ブレーキ KSD203−254形積空 台車 TR210A形 |
【写真1385】 タキ10500形10500 平成4年11月8日 新興駅にて P:吉岡心平