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タキ1700形1711 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ1711は1712と一緒に昭和28年2月汽車大阪で製作された。 日曹のタキ1700形では3ロット目で、汽車大阪製は初めてだが、同年中に3ロット7両が続けて増備され、同社希硫酸専用車の中核となった。 構造ではタンク体の接液部を鉛ホモゲン(特殊 |
な溶射)処理したため衝撃に弱く、突放禁止扱いであった。一方外観はタキ1400形に似たバランスの取れたものとなっている。 所有者は日本曹達KK・常備駅は大寺であった。昭和32年12月に汽車東京で内面処理をクロロプレンゴムのライニングに改造したため、形式はそのままで1755に改番され消滅した。 |
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■主要諸元 製造年 昭和28年2月 製造所 汽車大阪 設計比重 1.46 タンク容積 20.5m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク内面 厚さ3mm鉛板貼り タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 1,852mm タンク長さ 8,026mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式S字管付 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 9,000mm BC間距離 5,700mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C形 |
【写真2465】 タキ1700形1711 P:吉岡心平所蔵