吉岡心平のマーク

タキ10150形10164

私有貨車

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タキ10100形
タキ10200形

 番号
解説

タキ10160
タキ10166

 ページ
索引

特別編1364
特別編1366

積荷
●構造

入口


 タキ10165は昭和43年12月日車本店製で10163〜10165の3両ロットに属していた。

 三井東圧の塩ビ専用車で、川崎製の10160〜10162と競作された。日車が初めて製作した本形式だが、外観は標準化が進んだ高圧ガスタンク車のため殆ど差異がなく、川崎製の特徴となって

いるタンク受台の吊金具が無いこと位しか相違が見当たらない。

 落成時の所有者は三井東圧化学KK・常備駅は笠寺であった。昭和45年8月に日本石油輸送KK所有となり東高島駅常備となった。昭和59年8月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和43年12月
製造所   日車本店
ガス定数  1.22
タンク容積 36.8m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形
タンク材質 高張力鋼(HT55)
タンク板厚 胴板11・鏡板12mm
タンク直径 1,960mm
タンク長さ 12,570mm
熱絶縁   グラスウール厚さ75mm
●荷役方式
荷役方式 マンホール弁式
●下廻り
台枠形式   平形
台枠長さ   12,950mm
BC間距離  9,650mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KE305形
台車      TR41C形

タキ10150形10164の写真

【写真2365】 タキ10150形10164 昭和59年4月1日 東港駅にて P:吉岡心平


【特別編1365】111216作成R4C。