吉岡心平のマーク

タキ11000形11083

私有貨車

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タキ10950形
タキ11200形

 番号
解説

タキ11074
タキ11098

 ページ
索引

特別編1359

特別編1361

●積荷
構造

入口


 タキ11083は11084との2両ロットで、昭和42年10月日車支店で製作された。

 所有者はシェル石油で前作の11041から2年振りの増備であった。
 外観と構造は時節柄35系タンク車の影響を受けた11系後期形に属し、タンク材質はSPA、台枠も軽量形で積空ブレーキを装備していた。

残念ながら判然としない。なお緑地で四角形の社紋板は本ロットが最後となっている。

 所有者はシェル石油KK・常備駅は雄別埠頭であった。昭和45年2月には七重浜に移動した。11084は日石輸送に移籍して平成まで生き延びたが、本車はシェル所有のまま昭和57年8月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和42年10月
製造所   日車支店
設計比重 0.88
タンク容積 39.7m3
●上廻り
タンク形態 異径胴(F5s)形ドーム付
タンク材質 耐候性高張力鋼
タンク板厚 胴板6/8・鏡板8mm
タンク両端直径 2,050mm
タンク中央直径 2,500mm
タンク長さ 10,250mm
熱絶縁   厚さ100mmグラスウール
付帯設備 蒸気加熱管
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   11系標準(中梁省略形)
長さ      11,220mm
BC間距離  7,920mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KSD254−305形積空
台車      TR41C形

タキ11000形11083の写真

【写真2360】 タキ11000形11083 昭和56年8月2日 新苫小牧駅にて P:吉岡心平


【特別編1360】111129作成R4C。