吉岡心平のマーク

タキ11000形11074

私有貨車

 形式
索引

タキ10950形
タキ11200形

 番号
解説

タキ11066
タキ11083

 ページ
索引

特別編1132
特別編1134

●積荷
構造

入口


 タキ11074は昭和42年9月日車支店で11068〜11082の15両ロットとして製作された。

 日石の本形式では6ロット目で、前ロットの11052〜11067から一年振りの製作だが、昭和41年末から量産が開始された35系タンク車の影響を強く受け、多くの設計変更が行なわれた。

 具体的には基本寸法は従来の値を踏襲した上

で、タンク材質を35系と同じ耐候性高張力鋼に変更し、台枠も枕梁〜端梁間の簡略化など35系に似た設計が取り入れられた。ブレーキもKSD形積空ブレーキを採用している。荷役設備は従来と変わらないが、タンク踏板は網製となった。

 所有者は日本石油KK・常備駅は本輪西であった。一生を変化無く過ごし、平成10年7月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和42年9月
製造所   日車支店
設計比重  0.88
タンク容積  39.8m3
●上廻り
タンク形態 異径胴(Fs5)形ドーム付
タンク材質 耐候性高張力鋼
タンク板厚 胴板6・8mm・鏡板8mm
タンク内面処理 ウオッシュプライマー
タンク両端直径 2,050mm
タンク両端直径 2,500mm
タンク長さ  10,250mm
付帯設備  蒸気加熱管
●荷役方式
荷役方式  上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   11系標準
長さ       11,220mm
BC間距離   9,220mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KE305形空気
台車      TR41C

タキ11000形11074の写真

【写真2133】 タキ11000形11074 昭和61年7月29日 本輪西駅にて P:吉岡心平


【特別編1133】100205作成R4B。