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タキ4000形24069

私有貨車

 形式
索引

タキ3900形
タキ4100初代形

 番号
解説

タキ24060
タキ24075

 ページ
索引

特別編1326

特別編1328

積荷
●構造

入口


 タキ24069は昭和39年9月日立で24065〜24069の5両ロットとして製作された。

 本形式を多数擁した伊藤忠の車だが、貨車に詳しい人は一寸見慣れない印象を受ける。これは伊藤忠では唯一の日立製ロットであるためだ。

 日立製のタキ4000形自体は決して珍しい訳で

はなく、日鉱や三井では主力を占めたメーカーである。小型のドームや受台が富士重や日車製主体の伊藤忠では珍しく見えるのだろう。

 落成時の所有者は安宅産業KK・常備駅は東室蘭であった。昭和52年10月に伊藤忠商事KKに移籍し敦賀駅常備となった。平成19年10月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和39年9月
製造所   日立
設計比重 1.84
タンク容積 19.2m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,706mm
タンク長さ 8,620mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      9,300mm
BC間距離  6,000mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ4000形24069の写真

【写真2327】 タキ4000形24069 昭和60年5月5日 天竜川駅にて P:吉岡心平


【特別編1327】110804作成R4C。