吉岡心平のマーク

タキ10000形10011

私有貨車

 形式
索引

タキ9900形
タキ10100形

 番号
解説

タキ10000
タキ10018

 ページ
索引

特別編1313
特別編1315

●積荷
構造

入口


 タキ10011は昭和38年12月汽車東京製で10010〜10014の5両ロットの一員であった。

 昭和38年の日陸増備では汽車製は従来のタキ1500形から本形式に移行したが、面白いことに東急製は相変らずタキ1500形を増備したため、異形式を併せて競作のカタチとなっている。

 落成時の所有者は日本陸運産業KK・常備駅は浜安善であった。本車と10014は昭和44年11月に内外輸送KKに移籍し稲毛駅に常備されたが、昭和51年12月には日陸に戻り越後関原駅常備となった。その後は写真のように日本化学からの珪酸ソーダ輸送に使用されていたが、昭和59年8月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和38年12月
製造所   汽車東京
設計比重 0.85
タンク容積 41.2m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板8・鏡板12mm
タンク直径 2,200mm
タンク長さ 11,226mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   10系標準形
長さ      12,000mm
BC間距離  8,700mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ10000形10011の写真

【写真2314】 タキ10000形10011 昭和52年5月7日 越中島駅にて P:吉岡心平


【特別編1314】110621作成R4C。