吉岡心平のマーク

タサ4100形4207

私有貨車

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タサ4000形
タサ4300形

 番号
解説

タサ4200
タサ4218

 ページ
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特別編1305
特別編1307

積荷
●構造

入口


 タサ4207は昭和37年2月日車本店で4205〜4207の3両ロットの一員として製作された。

 液化アンモニア専用車は保安度向上のため緊急遮断弁の取付が義務つけられ、未装備車は昭和51〜53年に改造で追加された。本車の場合、プロテクタの周囲に接続口は元々前後二箇所だったが、改造後は四方向に増えている。

 落成時の所有者は三井物産KK、常備駅は茂原であった。昭和50年5月、常備駅はそのままで三井東圧化学KK所有に変わった。昭和52年11月に法改正に伴う緊急遮断弁の追加改造を受けた。昭和58年12月には茂原駅高架化に伴う専用線付け替えに伴い常備駅は新茂原となった。車齢28年と長命だったが、平成2年2月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和37年2月
製造所   日車本店
ガス定数 1.86
タンク容積 37.5m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形
タンク材質 ボイラー鋼板
タンク板厚 胴板20mm・鏡板26mm
タンク直径 1,850mm
タンク長さ 14,340mm
保温装置 グラスウール厚さ70mm
●荷役方式
荷役方式 マンホール弁式
●下廻り
台枠形式   平形
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KE305形
台車      TR41C形

タサ4100形4207の写真

【写真2306】 タサ4100形4207 昭和54年12月9日 越中島駅にて P:吉岡心平


【特別編1306】110525作成R4C。