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タサ4100形4218 |
私有貨車 |
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形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
タサ4218は昭和37年6月日立で、4215〜4220の6両ロットとして製作された。 安宅産業が上戸畑常備として13両製作したうちの一グループで、日車本店製の4208〜4212、富士重製の4213,4214と競作されている。 外観・構造は当時の日立製として標準的なもので、他社製と比較するとタンク直径が太い代りに長さが短いのが特徴だ。またタンク板厚は他社より胴板が厚く、鏡板は逆に薄くなっている。 |
荷役方式はマンホール弁式だが、その後の法改正による保安度向上施策として、昭和52年5〜6月にかけて改造により緊急遮断弁を追加した。 落成時の所有者は安宅産業KK・常備駅は上戸畑であった。主に宇部地区との間で短距離運用されていたようである。昭和52年10月に伊藤忠商事KKに移籍し、翌53年10月には常備駅が西八幡に変わった。老朽化により後継のタキ18600形に置き換えられるカタチで、昭和56年10月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和37年6月 製造所 日立 ガス定数 0.61 タンク容積 38.0m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形 |
タンク材質 ボイラー用鋼板(SB46) タンク板厚 胴板21・鏡板24mm タンク直径 1,900mm タンク長さ 13,800mm 熱絶縁 SP断熱材厚さ70mm ●荷役方式 荷役方式 マンホール弁式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 14,600mm BC間距離 11,300mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KE305形 台車 TR41C形 |
【写真2151】 タサ4100形4218 昭和50年3月4日 西八幡駅にて P:吉岡心平