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タキ29300形29300 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ29300は昭和51年4月富士重で、一ロット一両の孤立ロットとして製作された。 本形式は保安度向上に伴う設計基準の改定により、危険物輸送用のタンク車には側梁の設置が義務付けられたことにより、タキ5750形の側梁追加版として誕生した形式である。これに伴なう自重増で荷重は1トン減の39トンとなったため端数 |
トン数の新形式となった。このためタンク体廻りはタキ5750形に酷似し、タンク踏板や手摺は強化タイプとなっている。 落成時の所有者は三井金属鉱業KK・常備駅は神岡口であった。昭和60年4月に駅名は神岡鉱山前、昭和63年8月には社名が神岡鉱業KKと変わった。平成15年度に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和51年4月 製造所 川崎 設計比重 1.84 タンク容積 21.0m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス |
タンク材質 耐候性高張力鋼 タンク板厚 胴板8・鏡板9mm タンク直径 1,850mm タンク長さ 8,760mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 10,000mm BC間距離 6,700mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KSD180−254形積空 台車 TR225−1形 |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 落成時の所有者 |
1 | 29300 | S5104 | 富士重 | 三井金属鉱業KK |
2 | 29301〜29305 | S5205 | 川崎宇都宮 | 古河鉱業KK |
3 | 29306 | S5309 | 富士重 | 三井金属鉱業KK |
4 | 29307〜29311 | S5412 | 川崎宇都宮 | 古河鉱業KK |
5 | 29312〜29321 | S5505〜5507 | 川崎宇都宮 | 古河鉱業KK |
6 | 29322〜29331 | H0302 | 富士重 | 日本陸運産業KK |
7 | 29332〜29341 | H0502 | 富士重 | 同和鉱業KK |
8 | 29342〜29346 | H14年度 | 日車 | 同和鉱業KK |
9 | 29347〜29356 | H15年度 | 日車 | 同和鉱業KK |
10 | 29357〜29361 | H16年度 | 日車 | 同和鉱業KK |
【写真2288】 タキ29300形29300 昭和60年6月1日 西名古屋港駅にて P:吉岡心平