吉岡心平のマーク

タキ11000形11044

私有貨車

 形式
索引

タキ10950形
タキ11200形

 番号
解説

タキ11041
タキ11049

 ページ
索引

特別編1280
特別編1282

●積荷
構造

入口


 タキ11044は昭和41年5月日車支店製で、11042〜11044の3両ロットとして製作された。

 日石輸送の本形式では2ロット目で、前作は三菱製のため日車支店製は本ロットが初めてである。また三菱製の11045〜11051と競作されている。外観と構造は中期形に属し、タンク踏板は積雪地に適した金網製で、タンク手摺は車両限界

に合せて途中で折れ曲がった日石輸送所有車の標準タイプである。

 所有者は日本石油輸送KK・常備駅は秋田港であった。駅名は昭和46年8月に中島埠頭となった。晩年は写真のように北海道で使用され、平成19年度末では在籍していたようだが、その後の消息は不明である。


■主要諸元
製造年   昭和41年5月
製造所   日車支店
設計比重 0.88
タンク容積 39.8m3
●上廻り
タンク形態 異径胴(F5s)形ドーム

タンク材質 高張力鋼(HT55)
タンク板厚 胴板6/8mm・鏡板8mm
タンク両端直径 2,050mm
タンク両端直径 2,500mm
タンク長さ 10,250mm
断熱材   厚さ100mmグラスウール
付帯設備 蒸気加熱管
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   11系標準
長さ      11,220mm
BC間距離  7,920mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ11000形11044の写真

【写真2281】 タキ11000形11044 昭和56年7月29日 本輪西駅にて P:吉岡心平


【特別編1281】110301作成R4C。