吉岡心平のマーク

タキ20000形20017

私有貨車

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タキ19700形
タキ20100形

 番号
解説

タキ20015
タキ20022

 ページ
索引

特別編1263
特別編1265

●積荷
構造

入口


 タキ20017は20016と一緒に昭和42年1月汽車東京で製作された。

 昭石のタキ20000形では3ロット目で、タンク材質は従来の高張力鋼から、35系で使われている耐候性高張力鋼に変わった。またブレーキ率向上のため、シリンダを従来のKD254形からサイズアップしKE305とした。写真で空気溜が鋼板溶接

品となっているのはそのためである。

 落成時の所有者は昭和石油KK・常備駅は浜川崎であった。落成から11ケ月後の昭和42年12月に渡道し、室蘭駅常備となった。昭和44年12月に石油埠頭に移動し、昭和59年8月に同駅常備のまま日本石油輸送KKに移動した。昭和61年3月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和42年1月
製造所   汽車東京
設計比重   0.88
タンク容積 39.8m3
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
●上廻り
タンク材質 耐候性高張力鋼
タンク板厚 胴板6・鏡板8mm
タンク直径 2,200mm
タンク長さ 10,830mm
熱絶縁   グラスウール厚さ100mm
付帯設備  加熱管装置

●荷役方式
荷役方式  上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   10系標準形
台枠長さ    12,000mm
BC間距離   8,700mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KE305形
台車      TR41C形

タキ20000形20017の写真

【写真2264】 タキ20000形20017 昭和57年7月31日 新苫小牧駅にて P:吉岡心平


【特別編1264】110101作成R4C。