吉岡心平のマーク

タキ20400形20410

私有貨車

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タキ20350形
タキ20500形

 番号
ロット表

タキ20406

 ページ
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特別編1264
特別編1266

積荷
●構造

入口


 タキ20410は昭和47年9月富士重で20410〜20412の3両ロットとして製作された。

 日本ゼオンでは塩ビ粉末輸送用の私有貨車として、タキ6550形を昭石42〜45年に13両製作したが、本車はその増備として製作されたもので、地上設備の関係から本車特有の高圧力の圧送荷

役設備は使用しなかったものと思われる。

 所有者は日本ゼオンKK・常備駅は能町であった。運用はタキ6550形と一緒で能町〜日進だったようである。昭和55年4月に東水島に移動し、昭和58年8月に廃車となったが、その後も東水島構内に留置されていた。


■主要諸元
製造年   昭和47年9月
製造所   富士重
設計比重  0.5
タンク容積 62.0m3
タンク形態 異径胴(F2)形ドームレス
●上廻り
タンク材質 耐候性高張力鋼
タンク板厚 胴板6・鏡板6mm
タンク内面 塩化ビニル厚さ0.8mm
タンク両端直径 2,350mm
タンク中央直径 2,900mm
タンク長さ 13,130mm

●荷役方式
荷役方式 エアスライド+圧送式
●下廻り
台枠形式   中梁省略形
台枠長さ   14,000mm
BC間距離  10,700mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KE305形
台車      TR41C強化形

タキ20400形20410の写真

【写真2265】 タキ20400形20410 昭和58年1月5日 東水島駅にて P:吉岡心平


【特別編1265】110104作成R4C。