吉岡心平のマーク

タキ4100形4139

私有貨車

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タキ4100初代形
タキ4150形

 番号
解説

タキ4132
タキ4142

 ページ
索引

特別編1234
特別編1236

積荷
●構造

入口


 タキ4139は昭和41年5月川崎で4136〜4139の3両ロットとして製作された。

 伊藤忠の液安タンク車ではタム5800形以来久々で、川崎製は本形式初である。構造と基本寸法は標準化が進んだ高圧ガスタンク車のため、他社製と全く同一だが、川崎製の特徴である穴の開

いたタンク受台や、昭和電工所有車に似た大型のタンク踏板など、外観的な特徴が散見される。

 落成時の所有者は伊藤忠商事KK・常備駅は扇町であった。昭和51年10月に緊急遮断弁の設置改造を受けた。一貫して昭和電工で使用されていたようである。平成8年7月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和41年5月
製造所   川崎
ガス定数 1.86
タンク容積 46.8m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形
タンク材質 高張力鋼(RA60)
タンク板厚 胴板13・鏡板16mm
タンク直径 1,960mm
タンク長さ 15,920mm
熱絶縁   厚さ85m材質不明
●荷役方式
荷役方式 マンホール弁式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      17,000mm
BC間距離  13,700mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KE305形
台車      TR41D形

タキ4100二代形4139の写真

【写真2235】 タキ4100二代形4139 昭和47年5月7日 扇町駅にて P:堀井純一

【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編1235】101006作成R4C。