吉岡心平のマーク

タキ5100形5129

私有貨車

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タキ5050形
タキ5150形

 番号
解説

タキ5123
タキ5130

 ページ
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特別編1233
特別編1235

積荷
●構造

入口


 タキ5129は昭和49年12月川崎宇都宮製で5127〜5129の3両ロットの一員であった。

 半年前に川崎で製作した5122〜5126の増備で、外観・構造はこれと同じ準保安対策車である。 当時は保安対策の強化で老朽タンク車の淘汰が進んだ時期であり、東洋化成でも大量のタム200・5900の両形式を廃車としたため、これの置換

用として短期間のうちにタキ5100形を8両も製作したものと思われる。

 落成時の所有者は東洋化成工業KK・常備駅は五分市であった。昭和56年3月に飾磨港、昭和58年9月には安治川口駅常備となった。平成9年10月には常備駅はそのままで日本硫炭工業KKに移籍した。平成19年3月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和49年12月
製造所   川崎
設計比重 1.22
タンク容積 24.5m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,900mm
タンク長さ 9,040mm
熱絶縁   厚さ50mmグラスウール
●荷役方式
荷役方式 上入れ上出しS字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      10,000mm
BC間距離  6,700mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD180−254形積空
台車      TR41E−12形

タキ5100形5129の写真

【写真2234】 タキ5100形5129 昭和50年4月26日 越中島駅にて P:吉岡心平所蔵


【特別編1234】101004作成R4C。