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タム500形2705 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タム2705は2704との2両ロットとして、昭和27年6月三菱で製作された。 元々本形式の三菱製は少数派で、大協が2ロット6両を製作した他はこのロットだけである。このため日石所有車では本ロットだけとなる。なお本ロットは同社の昭和27年増備車で、競作を常とする日石だけあって、新潟5・日車本店4・汽車東京5・帝国4・三菱2・富士車2・日立2と、24両を7社で別け合うカタチとなっている。 |
外観・構造は車端に寄った背の高いタンク受台から一目で三菱製と判るが、いっぽうタンク体とドーム廻りは、他社製と似たくせの無いものを使用している。 所有者は日本石油KK・常備駅は下松であった。常備駅は一生変化が無かったが、実際には写真のように、臨時常備駅変更により、全国各地で使用されていたようである。昭和56年3月に廃車となった。 |
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【写真2236】 タム500形2705 昭和52年8月9日 焼島駅にて P:吉岡心平