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タキ5100形5130 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ5100形は、既に昭和45年新潟製のタキ5113を紹介したが、今回は昭和51年製の車両を取り上げる。 タキ5130は5131と共に、昭和51年1月川崎製で製作された。二硫化炭素の専用車としては、当時既に35トン積のタキ10100形が17両製作されていたのに、再び30トン車を増備したのは、ユーザーによっては、タンク体に耐候性高張力鋼を使用するのを嫌ったためであった。これは耐候性を付与するため添加されている合金成分の銅が、積荷と反応するためと言われているのだが・・・ |
長さは9,440mmと400mm延長された。タンク周囲に厚さ50mmのグラスウールを用いた保冷キセが設置されている点や、空気圧を用いた上出し荷役であることは、従来と変わらない。 落成時の所有者は昭和工業KK、常備駅は守山であった。平成4年4月に会社名は東レファインケミカルKKとなった。平成11年2月には日本硫炭工業KK所有・安治川口駅常備となり現在に至る。 |
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■主要諸元 製造年 昭和51年4月 製造所 川崎 設計比重 1.22 タンク容積 24.5m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 1,900mm タンク長さ 9,440mm 熱絶縁 厚さ50mmグラスウール ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出しS字管付 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 10,600mm BC間距離 7,300mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KSD180−254形積空 台車 TR225形 |
【写真153】 タキ5100形5130 昭和52年1月1日 越中島駅にて P:吉岡心平