吉岡心平のマーク

タム400形1605

私有貨車

 形式
索引

タム300形
タム500形

 番号
[ロット表]

タム1599
タム1613

 ページ
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特別編1232
特別編1234

積荷
●構造

入口


 タム1605は昭和26年6月日車支店製で一ロット一両の孤立ロットであった。なお同時にタキ300形390,391が製作されている。

 神岡所有の濃硫酸タンク車では、一年前に日立で製作されたタム1572〜1574の増備に当り、外観・構造はタキ390の項でも述べたように、先輩の日立製に酷似し、長く細いタンク体や、帯金取付部が内蔵されたタンク受台などそっくりだ。

本車最大の特徴は、タンク鏡板の異様な蓋である。ドームを小型としたため、タンクの点検・作業時には、この蓋を入口にしたものと思われる。

 落成時の所有者は神岡鉱業KK・常備駅は猪谷であった。その後、社名は三井金属鉱業KKとなり、昭和41年11月に常備駅は神岡口に変わった。ヨンサントウでは無事二段リンク改造を受けた。昭和50年3月に廃車となった。


タム400形1605の写真

【写真2233】 タム400形1605 P:吉岡心平所蔵


【特別編1233】101001作成R4B、130926R4C。