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タム3700形3741 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タム3741は昭和31年9月日車支店製で、3741〜3744の4両ロットに属していた。 一年前に同一メーカーが製作したタム3729〜3735の増備で、基本仕様は同じだが、走り装置は落成時から二段リンク式である。弊サイトのタム3734とは塗色・安全弁のサイズ等が異なるが、恐らく経時的な変化ではないかと思われる。 |
落成時の所有者は日本瓦斯化学工業KK・常備駅は焼島であった。昭和38年12月に尼崎に移動し、昭和46年12月に社名が三菱瓦斯化学KKとなった。常備駅は昭和51年10月には水島港に移動し、昭和59年3月には倉敷貨物ターミナルに改名された。晩年は同社の事業所間でさまざまな化成品輸送を使用されていたが、平成元年3月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和32年12月 製造所 日車支店 設計比重 0.75 タンク容積 20.5m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 内面処理 ウルシ焼付 タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm タンク直径 1,890mm タンク長さ 7,500mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 8,000mm 軸距 4,400mm 留置ブレーキ 片側 空気ブレーキ KD203形 走り装置 二段リンク式 |
【写真2226】 タム3700形3741 昭和58年3月21日 水島港駅にて P:吉岡心平