タム3500形3501 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
タム3500形は既出形式で、タム3505に続きこれが2台目の解説である。 タム3500形は15トン積希硫酸専用車で、昭和26〜29年に6両が製作された。 タム3501は昭和26年6月日車支店製で、タム3500〜3502からなる3両ロットの一員である。 |
タンク体は普通鋼製で、腐食防止のため内面に厚さ3mmの鉛ホモゲン処理が施されていた。タンク寸法は直径1,500mm・長さ6,600mmで、同時に製作されたタム400形とは直径が200mm太い。写真でも判るように、本車の特徴は鏡板にある異様に大きな作業穴だ。これはドームが細いため、タンク内部に入るマンホールとしての役割を担ったためと思われる。 落成時の所有者は興国人絹パルプKK・常備駅は八代であった。昭和35年8月に三谷産業KKに売却され大寺駅常備となったが、僅か4ケ月後にタム400形1696に改造され消滅した。 |
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【特別編496】040610作成R4、040728リンク追加、050418R4A、060303ロット表追加、060904ロット表R2、 |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 落成時の所有者 |
1 | 3500〜3502 | S2606 | 日車支店 | 興国人絹パルプKK |
2 | 3503,3504 | S2711 | 日車本店 | 東邦亜鉛KK |
3 | 3505 | S2903 | 造機 | 日本曹達KK |
【写真1496】 タム3500形3501 P:吉岡心平所蔵