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タム3700形3746 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
今回は15トン積メタノール専用車であるタム3700形を取り上げよう。 タム3700形を一言で評すれば、タム500形を僅かに小さくしたもので、外観・構造に変わった点はない。タンク容積が大きく、化成品メーカーが所有していたことから、晩年はさまざまな積荷の輸送に賞用された。むしろメタノールを運ぶ事自体が稀だったようである。 タム3746は3746〜50のトップとして昭和32 |
年3月造機で製作された。一年前に同じメーカーで製作されたタム3745を増備したもので、造機特有の小さなタンク受台が目に付く外は、至極普通の作りである。なお不思議な形の社紋は「クローバー」を象ったものだそうだ。 落成時の所有者は日本水素工業KK・常備駅は宮下で、昭和46年6月に所有者は社名変更により日本化成KKとなった。写真は「尿素樹脂接着剤」輸送用として、越中島に運用されていた所をキャッチしたもの。昭和60年9月に廃車となった。 |
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【写真45】 タム3700形3746 昭和49年3月5日 越中島駅にて P:吉岡心平