吉岡心平のマーク

タキ5100形5105

私有貨車

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タキ5050形
タキ5150形

 番号
解説

タキ5103
タキ5111

 ページ
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特別編1208
特別編1210

積荷
●構造

入口


 タキ5105は昭和43年6月川崎で、5104〜5107の4両ロットとして製作された。

 二硫化炭素タンク車は化成品タンク車の中でも車齢が古く、多くがヨンサントウで淘汰の対象となり、東洋化成の所有車もタム204,205,216二代,225,298の5両が廃車された。
 本ロットはこれを補充するため製作されたロットで、同時に新潟でも5108〜5111の4両が競作されている。

 外観・構造では台枠に特徴があり、一見すると普通の平形だが、軽量化のため幅が狭くなった。このためタンク受台は側面への張り出しがなく、帯金受のある面は垂直となっている。

 落成時の所有者は東洋化成工業KK・常備駅は五分市であった。昭和56年2月に安治川口に移動した。その後、東洋ファインケミカルKK所有・守山駅常備となったが、平成9年7月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和43年7月
製造所   川崎
設計比重 1.22
タンク容積  24.5m3
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
●上廻り
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,900mm
タンク長さ  9,040mm
断熱材   厚さ50mmグラスウール
●荷役方式
荷役方式  上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
台枠長さ    9,800mm
BC間距離  6,500mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C→TR41DS形

タキ5100形5105の写真

【写真2209】 タキ5100形5105 昭和55年1月1日 越中島駅にて P:吉岡心平


【特別編1209】100807作成R4B、130725R4C。