吉岡心平のマーク

タキ11200形11208

私有貨車

 形式
索引

タキ11000形
タキ11250形

 番号
ロット表

タキ11206
タキ11209

 ページ
索引

特別編1200
特別編1202

積荷
●構造

入口


 タキ11208は11207と一緒に昭和46年11月日車で製作された。

 燐化学所有の本形式では一年前に日車支店で製作された11206に次ぐロットである。外観と構造はこれと瓜二つで、高さの高いフランジドームを持つゴムライニングタンク体に、日車の化成品タンク車に特有な枕梁部分の厚い側梁省略台枠を

組合せた。同社製の希硫酸タンク車タキ19700形はドームレスなので、両者面白い対比である。

 所有者は燐化学工業KK・常備駅は富山地方鉄道の稲荷町で、越中島で良く見られた。後者は昭和54年9月に半田埠頭、昭和60年1月富山港、更に昭和62年頃には伏木と変遷し、平成9年度に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和46年11月
製造所   日車
設計比重 1.55
タンク容積 22.5m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 耐候性高張力鋼
タンク板厚 胴板8・鏡板9mm
タンク内面 ゴム厚さ4mm
タンク直径 1,850mm
タンク長さ 8,830mm
●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   枕梁間側梁省略形
長さ      10,000mm
BC間距離  7,000mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD203−254形積空
台車      TR41C形

タキ11200形11208の写真

【写真2201】 タキ11200形11208 昭和55年8月24日 越中島駅にて P:吉岡心平


【特別編1201】100719作成R4B、130412R4C。