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タキ11250形11251 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
今回はタンク車輸送の退潮期と重なったため数の少ない、化成品輸送用のキセ付38系の例を取り上げる。 タキ11250形32トン積アセトアルデヒド専用車は昭和57年〜平成3年に6両が日車・富士重で製作された。 タキ11251は昭和57年3月日車製で、11250〜52からなる3両ロットの一部であった。 |
タンク体は38系には珍しく普通鋼製だが、これは耐候性高張力鋼に含まれる銅を積荷が嫌ったためである。タンク寸法は両端直径1,800mm・中央直径2,200mm、長さ13,140mmと細身だが、これは保冷性能向上のため、厚さ150mmに達するグラスウール断熱材をタンク周囲に設置したためだ。 所有者は日本陸運産業KK・常備駅は越中島であった。駅名は平成2年3月に旅客駅と区別するため越中島「貨物」駅となり、平成19年10月に廃車となった。 |
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●同一専用種別 タキ6850形6855 ドーム付タンク体、昭和41年三菱製。 タキ6850形6856 同様で昭和42年三菱製。 タキ9250形9263 ドームレスタンク体、昭和43年富士重製。 タキ9250形9271 同様で昭和51年川崎製のロット。 |
■主要諸元 製造年 昭和57年3月 製造所 日車 設計比重 0.78 タンク容積 41.0m3 ●上廻り タンク形態 異径胴(F3)形ドームレス |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm タンク両端直径 1,800mm タンク中央直径 2,200mm タンク長さ 13,140mm 熱絶縁 クラスウール厚さ150mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 38系標準 長さ 14,400mm BC間距離 11,000mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KSD180−254形積空 台車 TR225−2形 |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 落成時の所有者 |
1 | 11250〜11252 | S5703 | 日車 | 日本陸運産業KK |
2 | 11253 | S5710 | 日車 | 日本陸運産業KK |
3 | 11254,11255 | H0306 | 富士重 | ダイセル化学工業KK |
【写真1558】 タキ11250形11251 平成7年5月6日 新崎駅にて P:吉岡心平