吉岡心平のマーク

タキ3000形3052

私有貨車

 形式
索引

タキ2800形
タキ3500形

 番号
[ロット表]

タキ3047
タキ3062

 ページ
索引

特別編1186
特別編1188

積荷
●構造

入口


 今回は木村さんのリクエストにより、タキ3052を取上げよう。

 タキ3052は昭和25年1月川崎で3050〜3054の5両ロットとして製作された。

 タキ3000〜3049は国鉄所有車なので、本ロットが初めての私有貨車版タキ3000である。主要諸元はこれと同一だが、タンク体は国鉄車より100mm長く12,600mmとなり、台車もTR41

を使用した。
 本ロットはその誕生時期から樺太向けN3000形の注文流れではないかと推察される。同種の車両にタキ1100形があるので、その経緯については同形式の解説を参照頂きたい。

 所有者は日本石油KKで、常備駅は落成時の新興から同年12月に秋田港に移動したのを皮切りに下松、隅田川、そして根岸と各地を巡り、昭和58年5月に廃車となった。


●関連形式 タキ1100形1103 樺太向N3500形の注文流れと推定される車両。


タキ3000形3052の写真

【写真2187】 タキ3000形3052 昭和56年11月7日 沼垂駅にて P:吉岡心平


【特別編1187】100617作成R4B。