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タキ11500形11577 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ11577は昭和46年4月日立製で、11576〜11579の4両ロットの一員であった。 住友セメントと言えば川崎製を想起するが、極く少数だが日立製も存在する。川崎が繁忙時のリリーフのようだが、同社と合併した野沢石綿セメントが日立を好んだ結果でもあるようだ。 本ロットは、タキ11500形の住友車で唯一の日立製である。日立製の本形式では富士セメント向 |
が有名だが、同タイプは設計比重が1.04と低いため車体長が10,300mmと長い。一方、本ロットは設計比重が1.25と高く、他車との互換性を重視して車体長は10,000mmに短縮された。 落成時の所有者は住友セメントKK・常備駅は石原町で、後者は昭和59年7月に彦根、62年3月に上白石へと移動した。平成6年10月には住友大阪セメントKK所有となり、平成14年3月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和46年4月 製造所 日立 設計比重 1.25 タンク容積 32.0m3 ●上廻り タンク形態 異径胴形 |
タンク材質 耐候性高張力鋼 タンク板厚 胴板・鏡板4.5mm タンク両端直径 2,050mm タンク長さ 9,380mm ●荷役方式 荷役方式 エアスライド+圧送式 |
●下廻り 台枠形式 中梁省略式 長さ 10,000mm BC間距離 7,000mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KSD254−305形積空 台車 TR41C形 |
【写真2186】 タキ11500形11577 昭和61年10月25日 上白石駅にて P:吉岡心平