吉岡心平のマーク

タキ7500形7510

私有貨車

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タキ7450形
タキ7600形

 番号
解説

タキ7508
タキ7512

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特別編1182
特別編1184

積荷
●構造

入口


 タキ7500形のうち昭和35〜39年に日立が製作した4ロット5両は、他社製と異なりタンク体が細くて長い変形車であった。本サイトでは既にタキ7518を紹介したが、今回は7510を取上げる。

 タキ7510は昭和36年8月日立製で、一ロット一両の孤立ロットであった。
 上記したようにタンク体は、直径が1,726mmと三菱製より約160mm細く、代りに長さは9,000mmで1.3mほど長い。台枠はこれに合せて延

長され、タンク受台も小型のものが内寄りに増設され8個に倍増した。車端寄には枕形の補助受台があり、一見すると後天的に追加されたように思えるが、実際には落成時から装備している。

 所有者は日産化学工業KK・常備駅は速星であった。昭和49年8月に荷重は30トンから28トンに減トンされた。晩年にはこのタイプで唯一遮熱キャノピー付に改造されたが、平成15年度に廃車となった。


タキ7500形7510の写真

【写真2183】 タキ7500形7510 平成6年1月30日 越中島駅にて P:吉岡心平


【特別編1183】100608作成R4B。