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タキ11000形11066 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
ようやくタキ11066の写真が見付かったので、タキ11000形の初期型について解説しよう。 タキ11066は11052〜67からなる16両ロットの一員として、昭和41年9月に日車支店で製作された。初期型では最後のロットである。 |
タンク形状はタキ9800形に準じるが、ヘビーな油種を運ぶため設計比重が0.88と大きく、タンク長さは約20cm短くなった。タンク材質は高張力鋼(HT55)で、周囲には厚さ100mmのグラスウール断熱材と薄鋼板製のキセ、内部には蒸気加熱管が装備されていた。 所有者は日本石油KK・常備駅は本輪西だったが、本車はいつしか下松駅から越中島駅への機械油輸送に使用されるようになった。平成10年4月には日本石油輸送KKに移籍し郡山駅常備となった。平成14年6月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和41年9月 製造所 日車本店 設計比重 0.88 タンク容積 39.8m3 ●上廻り タンク形態 異径胴(F5s)形ドーム付 タンク材質 高張力鋼 |
タンク板厚 胴板6/9mm・鏡板8mm タンク両端直径 2,050mm タンク中央直径 2,500mm タンク長さ 10,250mm 付帯設備 蒸気加熱管 遮熱装置 厚さ100mmグラスウール ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 11系標準 長さ 11,220mm BC間距離 7,920mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形空気 台車 TR41C |
【写真1383】 タキ11000形11066 昭和49年4月13日 越中島駅にて P:吉岡心平